侍タイムスリッパー 聖地(ロケ地)13か所はどこ? デラックス版も含めて紹介

「侍タイムスリッパー」聖地(ロケ地)13か所以上を紹介! 京都の古刹から大阪の現代映画館まで、デラックス版限定シーンの舞台も紹介。沙倉ゆうのさんのロケハン動画で紹介された隠れた名所も。番外編として、安田監督オーナーの油そばのお店も紹介!

時代を超えた笑いと感動の物語「侍タイムスリッパー」。この映画の聖地(ロケ地)を巡る旅は、物語の余韻を味わう旅です。京都の古刹から現代の商店街まで、そして滋賀、大阪、鳥取と、その舞台は驚くほど多岐にわたります。

あなたは、こんなことを知りたいと思いませんか?

  • 冒頭の斬り合いシーンはどこで撮影されたの?
  • 京都市内のどんな歴史的な場所が使われたの?
  • デラックス版だけの特別なロケ地って?
  • 沙倉ゆうのさんが訪れたロケハン地点は?

本記事では、「侍タイムスリッパー」のロケ地を徹底解説します。映画の見どころシーンと共に、各ロケ地の魅力をご紹介。さらに、ロケハンで訪れた隠れた名所情報も。

この記事を読むと、あなたは:

  • 映画をより深く楽しめるようになる
  • 知られざる京都の魅力を発見できる
  • 時代劇ファン必見の聖地を知ることができる
  • デラックス版とスタンダード版の違いがわかる

時代劇とSFが融合した「侍タイムスリッパー」の世界。そのロケ地を巡ることで、あなたも時空を超えた旅に出られるかもしれません。さあ、タイムスリップの準備はできましたか?京都から始まる、笑いと感動の聖地巡礼の旅へ出発しましょう!

 

「侍タイムスリッパー」の物語概要とロケ地の全体像

「侍タイムスリッパー」の物語概要とロケ地の全体像を紹介します。この映画は、時代を超えた笑いと感動を描く作品で、その舞台となったロケ地は、京都を中心に滋賀、大阪、鳥取と広範囲に及びます。

「侍タイムスリッパー」は、会津藩士の高坂新左衛門が現代にタイムスリップし、斬られ役俳優として奮闘する姿を描いたコメディ映画です。監督は安田淳一、主演は山口馬木也が務めています。この作品は、時代劇ファンはもちろん、コメディ好きの方々にも楽しんでいただける内容となっています。

ロケ地は主に以下の場所で撮影が行われました:

  • 京都府:龍譚寺、東映京都撮影所、妙心寺、大覚寺など
  • 滋賀県:油日神社
  • 大阪府:大阪市中央公会堂(大阪中の島公会堂)
  • 鳥取県:鳥取砂丘

特筆すべきは、デラックス版には通常版にはない特別シーンが含まれており、大阪と鳥取で撮影された追加シーンを楽しむことができます。これらのロケ地は、時代劇の伝統と現代の風景が融合する独特の雰囲気を醸し出しています。

映画「侍タイムスリッパー」のロケ地巡りは、単なる観光以上の魅力があります。各地に残る歴史の痕跡と、そこで繰り広げられる時代を超えたストーリーが、観る者の心を掴んで離しません。

さて、この映画の冒頭を飾る重要なシーンが撮影された場所とは一体どこなのでしょうか?次のセクションでは、その舞台となった京都の隠れた名所をご紹介します。

*関連記事:侍タイムスリッパー レビュー 感想:笑いと感動の名シーンや制作秘話は?

 

京都・龍譚寺:時代を超える冒頭の斬り合いシーンと現代の居候先

京都・龍譚寺は、「侍タイムスリッパー」の物語を象徴する重要なロケ地です。この寺院は、映画の冒頭シーンと現代パートの重要な舞台として使用されました。

龍譚寺:京都府亀岡市薭田野町佐伯岩谷ノ内院ノ芝60

  • 静かな佇まいが特徴的な寺院

「侍タイムスリッパー」では、以下の重要なシーンがここで撮影されました:

  1. 冒頭の斬り合いシーン:会津藩士の高坂新左衛門が、藩命で長州藩士の山形彦九郎と激しい斬り合いを演じるシーン
  2. タイムスリップのきっかけ:高坂が落雷に遭い、現代へタイムスリップするシーン
  3. 現代での居候先:タイムスリップした高坂が、寺の住職に救われ居候する場面

龍譚寺のロケ地としての魅力は、その歴史的な雰囲気と現代的な要素が共存している点にあります。古い寺院の佇まいが、時代を超えるというストーリーの設定と見事にマッチしています。

冒頭の斬り合いシーンでは、山口馬木也さんと庄野﨑謙さんの真剣な表情と迫力ある演技は、この場所の雰囲気があってこそ引き出されたものだと言えるでしょう。

龍譚寺を訪れると、映画のシーンを追体験できるだけでなく、静かな寺院の雰囲気に浸ることができます。時代を超える不思議な感覚を、ぜひ実際に体験してみてください。

さて、「侍タイムスリッパー」の撮影の中心となった場所はどこだったのでしょうか?次のセクションでは、時代劇の聖地として知られる撮影所をご紹介します。そこでは、どんな魅力的なシーンが撮影されたのでしょうか?

 

東映京都撮影所:時代劇の聖地で撮影された主要シーン

東映京都撮影所は、「侍タイムスリッパー」の主要な撮影場所として使用されました。この撮影所は、時代劇の聖地として知られ、多くの名作を生み出してきた歴史ある場所です。

東映京都撮影所:京都市右京区太秦東蜂岡町10

以下の特徴があります:

  1. 広大な敷地内に江戸時代の街並みや武家屋敷などのオープンセットが常設
  2. 最新の撮影設備と伝統的な技術が融合
  3. 「侍タイムスリッパー」の撮影は2022年7月~12月に毎月1週間ずつ行われた
  4. 東映京都撮影所は、2024年から段階的にリニューアル予定。2025年第1期にリニューアルオープン予定。2028年までに全面リニューアルを完了する計画。

「侍タイムスリッパー」では、この撮影所で以下のような重要なシーンが撮影されました:

  • 高坂新左衛門が時代劇の斬られ役俳優として奮闘するシーン
  • 劇中劇の撮影シーン
  • 現代の撮影所スタッフとのコミカルなやり取り

特筆すべきは、中村座と吉原通り以外のほぼすべてのセットが使用された点です。これにより、様々な時代や場所を表現することができ、物語に深みを与えています。

個人的に印象に残ったのは、山口馬木也さんが演じる高坂が、タイムスリップ直後に撮影所のセットにいちいち驚いて、リアクションするシーンです。セットの岩を持ち上げる女性を見て驚くシーンが印象的でした。

さて、「侍タイムスリッパー」では、京都の歴史的な寺院もロケ地として使用されています。次のセクションでは、その神秘的な雰囲気が物語にどのような深みを与えているのか、詳しくご紹介しましょう。

 

京都市内の歴史的ロケ地:妙心寺と大覚寺に見る幕末の記憶

京都市内の歴史的な寺院、妙心寺と大覚寺は、「侍タイムスリッパー」において幕末の記憶を象徴する重要なロケ地として使用されました。これらの場所は、映画に深い歴史的な重みと神秘的な雰囲気を与えています。

妙心寺涅槃堂:京都市右京区花園妙心寺町1

  • 「最後の侍」という劇中劇で、3人の侍と風見恭一郎(元 山形彦九郎)が斬り合うシーンの撮影に使用
  • 風見が幕末に人を斬った嫌な思い出を乗り越える重要な場面

大覚寺:京都市右京区嵯峨大沢町4

  • 風見恭一郎の幕末回想シーンの撮影に使用
  • 過去の罪悪感と向き合う風見の内面描写に深みを与える舞台

これらの寺院は、その荘厳な雰囲気と歴史的な重みにより、登場人物の内面描写や過去との葛藤を表現するのに最適な場所でした。特に、妙心寺涅槃堂での斬り合いシーンは、現代と過去が交錯する「侍タイムスリッパー」の世界観を見事に表現しています。

個人的に印象に残ったのは、妙心寺涅槃堂での風見の重要なシーンです。風見が幕末に人を斬った嫌な思い出に苦しむ中、高坂の助けを借りてその過去を乗り越えていく様子が印象的でした。

特に注目すべきは、会津藩出身の高坂が、かつての宿敵である長州出身の風見を助ける展開です。この場面は、静寂な寺院の佇まいと相まって、時代を超えた和解と成長の物語を感じさせる瞬間となっています。

これらの場所を実際に訪れると、映画の世界観をより深く理解できるでしょう。歴史的な雰囲気に浸りながら、登場人物の心情に思いを馳せてみるのも良いかもしれません。

さて、「侍タイムスリッパー」では、京都の自然豊かな場所もロケ地として使用されています。次のセクションでは、その美しい景観が映画にどのような彩りを添えているのか、詳しくご紹介しましょう。

 

京都・広沢池:竹藪で繰り広げられる「実録龍馬伝」の撮影シーン?

広沢池 竹藪:京都市右京区嵯峨広沢池下町

この場所は、劇中劇「実録龍馬伝」の撮影シーンと思われ、映画に自然の美しさと歴史的な雰囲気をもたらしています。

広沢池周辺の竹藪:

  1. 自然豊かな環境が時代劇の雰囲気を醸し出す
  2. 竹藪の中での殺陣シーンが独特の緊張感を生み出す
  3. 京都の歴史的な景観が物語の背景として適している

「侍タイムスリッパー」では、この場所で以下のようなシーンが撮影されました:

  • 高坂新左衛門が急遽、殺陣に参加する「実録龍馬伝」の撮影シーン
  • 現代の撮影技術と時代劇の伝統が融合する様子
  • 坂本龍馬(開国派)に対峙した高坂(会津-幕府側)が気迫のこもった演技を認められた

個人的に印象に残ったのは、竹藪の中で繰り広げられる殺陣シーンです。会津藩士の高坂が坂本龍馬の名前を聞いた瞬間に、気迫のこもった演技をした点です。見事に演技を終えて、血のりを理解していない高坂が、本当に死ぬと勘違いしたのも笑いを誘いました。

広沢池周辺を訪れると、映画のシーンを追体験できるだけでなく、京都の自然美を堪能することができます。四季折々の景色の中で、「侍タイムスリッパー」の世界に思いを馳せてみるのも良いでしょう。

さて、「侍タイムスリッパー」では、京都の現代的な一面も巧みに取り入れられています。次のセクションでは、高坂の未来への決意が語られるシーンが撮影された場所をご紹介します。そこでは、どのような面白いエピソードが待っているのでしょうか?

 

京都・喫茶クラウン八条店:レトロな空間で紡がれる未来への決意

喫茶クラウン八条店:京都市南区吉祥院中河原西屋敷町1-2

「侍タイムスリッパー」の現代パートで重要な転機となるシーンが撮影された場所です。この喫茶店は、昭和レトロな雰囲気を色濃く残す独特の魅力を持ち、物語の舞台として印象的な空間を提供しています。

喫茶クラウン八条店での「侍タイムスリッパー」のシーン:

  • 昭和を感じさせる喫茶店の雰囲気が、現代に戸惑う高坂の心情を効果的に表現
  • 懐かしさを感じさせる空間で、高坂の未来への決意が語られる対比が興味深い
  • 高坂の新たな人生の出発点となる重要な場面の舞台

このシーンでは、高坂が現代で剣術を活かして生きていく決意を固め、住職と共に助監督の山本優子に殺陣師の関本への弟子入りの橋渡しをお願いします。昔ながらの喫茶店という親しみやすい場所で、高坂の人生を左右する重要な会話が交わされる様子が印象的です。

個人的に印象に残ったのは、昭和レトロな喫茶店の内装と、そこで交わされる高坂の未来に関する会話のコントラストです。この視覚的・聴覚的なギャップが、映画のテーマである「現代に適応していく」という要素を効果的に表現していると感じました。

喫茶クラウン八条店を訪れると、映画のシーンを追体験できるだけでなく、京都の昭和レトロな雰囲気を楽しむこともできます。高坂が座っていた席に座り、彼の決意の瞬間に思いを馳せてみるのも良いでしょう。

さて、「侍タイムスリッパー」では、京都の喫茶店だけでなく、他の象徴的な場所もロケ地として使用されています。次のセクションでは、どのような場所が物語の舞台となったのか、さらに詳しくご紹介します。

 

京都三条会商店街:現代と過去が交錯する不良とのからみシーン

京都三条会商店街は、「侍タイムスリッパー」において現代と過去が鮮やかに交錯する重要なロケ地です。この商店街京都三条会商店街は、「侍タイムスリッパー」において現代と過去が交錯する重要なロケ地です。

京都三条会商店街:京都市中京区壬生馬場町11

  • 古くからの伝統と現代的な要素が共存する場所

「侍タイムスリッパー」では、この商店街で以下のようなシーンが撮影されました:

  • 幕末の会津の歴史を知って酔っぱらった高坂が、不良に因縁をつけられるシーン
  • 高坂の侍としての誇りと現代社会とのギャップが表現されるシーン

個人的に印象的だったのは、高坂の哀しみに追い打ちをかける不良たちの暴行シーンです。高坂の感情の激流が、武士としてのアイデンティティを取り戻す意識になり、クライマックスでの演技提案につながっていると感じました。

京都三条会商店街を訪れると、映画のシーンを追体験できるだけでなく、京都の日常生活の一端に触れることができます。商店街を歩きながら、高坂の目線で現代を見つめ直してみるのも面白いかもしれません。

さて、「侍タイムスリッパー」のクライマックスシーンは、京都を離れた場所で撮影されています。次のセクションでは、物語の山場を飾る壮大なロケ地をご紹介します。そこでは、どのような感動的なシーンが撮影されたのでしょうか?

 

滋賀・油日神社:クライマックスを飾る壮大なロケ地

油日神社:滋賀県甲賀市甲賀町油日1047-1

「侍タイムスリッパー」のクライマックスシーンを飾る壮大なロケ地です。この神社は、その荘厳な雰囲気と歴史的な重みにより、物語の最も重要な場面にふさわしい舞台となっています。

油日神社での「侍タイムスリッパー」のクライマックスシーン

  1. 歴史的な建造物が時代を超えた物語にマッチ
  2. 広大な境内が大規模なアクションシーンに適している
  3. 神聖な雰囲気が物語のクライマックスに深みを与える

撮影は2022年11月下旬の夜に3日間かけて行われました。夜間撮影ならではの幻想的な雰囲気が、クライマックスシーンの緊張感をさらに高めています。

時代劇映画の聖地として知られる油日神社で撮影されたことで、「侍タイムスリッパー」にも特別な魅力が加わっています。

個人的に印象に残ったのは、神社の荘厳な雰囲気と現代的な撮影機材のコントラストです。時代を超えた物語を象徴するかのような、この視覚的な対比が非常に印象的でした。

油日神社を訪れると、映画の感動を追体験できるだけでなく、歴史的な建造物の美しさを堪能することができます。クライマックスシーンの舞台に立ち、主人公の気持ちに思いを馳せてみるのも良いでしょう。

さて、「侍タイムスリッパー」では、京都や滋賀だけでなく、大阪の象徴的な場所もロケ地として使用されています。次のセクションでご紹介します。

 

大阪市内・イオンシネマ大日:現代の映画館を舞台にしたシーン

大阪市内は、「侍タイムスリッパー」において、イオンシネマ大日は、映画に独特の魅力を添える重要な舞台となっています。

  1. イオンシネマ大日:大阪府守口市大日東町1-18
  •  劇中劇「最後の武士」の公開シーンで登場
  •  8番シアターが撮影に使用

この場所でのシーンは下記の意味があると思います:

  • 現代の映画文化を象徴する建物であること
  • 時代を超えた物語にふさわしい対比を生み出せること
  • 「映画の中の映画」というメタ的な要素を表現できること

個人的に興味深かったのは、イオンシネマ大日での撮影シーンです。現代の映画館で時代劇が上映されるという設定が、「侍タイムスリッパー」の持つメタ的な要素を巧みに表現していると感じました。この場面は、過去と現在、フィクションとリアリティの境界を曖昧にし、作品のテーマを視覚的に強調しています。

イオンシネマ大日を訪れると、映画の世界観をより深く理解できるだけでなく、現代の映画文化と「侍タイムスリッパー」の物語が交差する瞬間を追体験することができます。時代を超えた物語の舞台を巡ることで、新たな発見があるかもしれません。

さて、「侍タイムスリッパー」のデラックス版には、さらに特別なロケ地が登場します。次のセクションでは、大阪と鳥取で撮影された特別シーンについてご紹介します。これらの追加シーンは、映画にどのような新たな魅力を加えているのでしょうか?

 

デラックス版限定:大阪中之島公会堂のヨーロッパ編と鳥取砂丘の西部劇編

「侍タイムスリッパー」のデラックス版には、通常版には含まれていない特別なシーンが追加されています。これらのシーンは、大阪中之島公会堂と鳥取砂丘という特徴的なロケ地で撮影され、映画に新たな魅力を加えています。

  1. 大阪中之島公会堂(大阪市北区中之島1-1-27):ヨーロッパ編
  • 助監督優子の時代劇への夢:世界に時代劇の良さをアピールする夢が語られるシーンの一つとして追加シーンが撮影された
  • ヨーロッパを舞台にした時代劇:女性剣士(沙倉ゆうの)vs.フェンシング剣士(田村ツトム)の対決作品を構想するシーン
  • 西洋建築と日本の時代劇の融合が生み出す独特の雰囲気
  1. 鳥取砂丘(鳥取県鳥取市福部町湯山2164-661):西部劇編
  • 優子の時代劇への夢の続き:世界に時代劇の良さをアピールする夢が具現化
  • 西部劇の荒野を舞台にした作品:女性剣士(沙倉ゆうの)vs.ガンマン(安藤彰則)の対決作品
  • 広大な砂丘が生み出す西部劇さながらの雰囲気

これらの特別シーンによって、以下の内容が付加されました:

  • 時代劇の可能性を広げ、世界的な視点を加えること
  • 異なるジャンルとの融合による新しい魅力の創出
  • デラックス版ならではの付加価値の提供

特に印象的だったのは、鳥取砂丘での西部劇風シーンです。日本の砂丘が見事に西部劇の舞台に変貌を遂げ、時代劇と西部劇の融合という斬新な試みが実現していました。

個人的に興味深かったのは、これらの特別シーンが「構想」という設定で描かれている点です。現実と構想の境界線を曖昧にすることで、時代や場所を超えた自由な表現が可能になっていると感じました。

デラックス版限定シーンのロケ地を訪れると、映画の新たな側面を体験できるでしょう。大阪中之島公会堂の荘厳な雰囲気や、鳥取砂丘の広大な景観は、それ自体が魅力的な観光スポットです。

さて、「侍タイムスリッパー」のロケハン動画を沙倉ゆうのさんがYoutubeにあげてくれています。次のセクションでは、ロケハン地についてご紹介します。

*関連記事:

侍タイムスリッパー デラックス版の違い:追加映像、川崎チネチッタ、写真展の魅力は?

『侍タイムスリッパー』パンフレット入手ガイド:発売日や内容、感想を公開(ネタバレなし)

 

「侍タイムスリッパー」ロケハン in 京都:沙倉ゆうのさんが訪れた魅力的なスポット

沙倉ゆうのさんのYouTube動画「映画『侍タイムスリッパー』ロケハン in 京都」では、以下の場所が紹介されています。

 

  • 大沢池:京都市右京区嵯峨大沢町
    • 大覚寺の境内にある広大な池(嵯峨天皇ゆかりの地)
    • 沙倉さんが「こんなに広いの知らなかった」と驚いている様子が印象的です
  • 祇王寺:京都市右京区嵯峨小倉山小倉町65
    • 苔寺として有名な静寂な雰囲気の寺院
    • 沙倉さんが「きれい」と表現されていました。
  • 二尊院:京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
    • 小倉山の麓にある寺院
  • 沢の池:京都市右京区嵯峨野宮ノ元町
    • 嵯峨野の風景を代表する美しい池
    • 夕立の後に訪れ、その美しさに感動している様子が紹介されています
  • 下鴨神社 糺の森:京都市左京区下鴨泉川町59
    • 世界遺産に登録された由緒ある神社
    • 広大な森が印象的で、神秘的な雰囲気を持つ
    • 動画の中で、撮影には使用しないと発言がありました

これらの場所は、京都の歴史と文化を象徴する魅力的なスポットです。時代劇の雰囲気にマッチする風景や建造物が多く、「侍タイムスリッパー」の世界観を表現するのに適していると考えられたのでしょう。

動画では、沙倉さんが各場所の魅力や撮影の可能性について語っており、映画製作の裏側を垣間見ることができます。これらの場所を訪れることで、「侍タイムスリッパー」の世界観をより深く理解し、京都の隠れた魅力を発見する機会にもなるでしょう。

 

池袋シネマ・ロサ:「侍タイムスリッパー」の第一号上映館

「侍タイムスリッパー」には、映画本編には登場しないものの、作品と深い関わりを持つ特別な場所があります。池袋シネマ・ロサは、「侍タイムスリッパー」の第一号上映館として重要な役割を果たしました。この映画館は、インディーズ映画や自主制作作品を積極的に上映することで知られており、「インディーズ映画の聖地」とも呼ばれています。

「侍タイムスリッパー」の上映に関して、池袋シネマ・ロサは以下のような特徴を持っています:

1. 自主制作映画の第一上映館
2. 熱心な映画ファンが集まる場所
3. 監督や出演者によるトークイベントの開催
4. 映画グッズの販売

池袋シネマ・ロサでの「侍タイムスリッパー」上映は、ファンにとって特別な体験となりました。安田淳一監督は自らシネマ・ロサに作品を持ち込み、上映が決まった後は熱心にチラシ配りを行いました。

特筆すべきは、シネマ・ロサの観客の熱心さです。安田監督は

「5回でも6回でも見てくれるお客さんがいる」と聞いていましたが、実際に多くのリピーターが現れ、中には14回も観た人がいたそうです。
NHK 2024年10月28日

この熱心なファンの声が、大手の劇場や配給会社に伝わり、全国展開のきっかけとなりました。

また、シネマ・ロサでは「制作者と映画ファンをつなぐこと」を大切にしています。監督が直接チラシを配ったり、観客と交流したりする機会が多く設けられており、これが作品への愛着を深める要因となっています。

個人的に印象に残ったのは、安田監督の言葉です。

「こんなに愛してくださって、温かいお客さんがいる映画館で始められたことが本当に幸運だった」
NHK 2024年10月28日

という言葉に、シネマ・ロサの特別な雰囲気が表れていると感じました。

池袋シネマ・ロサでの上映は、「侍タイムスリッパー」の成功の礎となりました。ここから生まれた熱狂的なファンの声が、映画の評判を広げ、全国300館以上での上映という異例のヒットにつながったのです。

さて、「侍タイムスリッパー」のもう一つの特別な上映会場、川崎チネチッタについてはどうでしょうか?次のセクションでは、デラックス版の上映やユニークなイベントなど、川崎チネチッタならではの魅力に迫ります。

 

川崎チネチッタ:「侍タイムスリッパー」デラックス版の特別上映会場

川崎チネチッタは、「侍タイムスリッパー」のデラックス版を上映する特別な映画館として注目を集めました。この映画館は、インディーズ作品から大作まで幅広い映画を上映する、独特の魅力を持つ場所です。これもロケ地ではありませんが、聖地として考えてよいと思います。

「侍タイムスリッパー」デラックス版の上映に関して、川崎チネチッタは以下のような特徴を持っています:

1. デラックス版の独占上映
2. 映画関連の展示やイベントの開催
3. 充実した映画グッズの販売

川崎チネチッタでの「侍タイムスリッパー」デラックス版の上映は、ファンにとって特別な体験となりました。通常版では見ることのできない追加シーンや、より深い作品世界を楽しむことができたのです。

特筆すべきは、4階で開催されているオフショット写真展です。撮影現場の雰囲気や、俳優たちの素顔を垣間見ることができる貴重な展示となっています。この展示を通じて、作品の裏側や制作過程をより深く理解することができます。

また、川崎チネチッタでは「侍タイムスリッパー」の映画グッズも販売されています。パンフレットやオリジナルグッズなど、映画の世界観を楽しめるアイテムが用意されています。これらのグッズは、ファンにとって映画の思い出を形に残す良い機会となっています。

個人的に興味深いのは、川崎チネチッタの独特の雰囲気です。イタリアの街並みを模した「ラ チッタデッラ」内にあるこの映画館は、それ自体が一つのエンターテイメント空間となっています。「侍タイムスリッパー」のような時代を超えた物語を楽しむのに、これ以上ないロケーションだと感じました。

川崎チネチッタでの「侍タイムスリッパー」デラックス版の上映は、映画鑑賞を超えた総合的な体験を提供しています。作品の世界観により深く浸り、制作の裏側を知り、グッズを手に入れる。これらの要素が組み合わさることで、ファンにとってかけがえのない思い出となるのです。

「侍タイムスリッパー」のロケ地巡りと、これらの特別上映会場での体験を組み合わせることで、作品の魅力をより深く、多角的に楽しむことができます。

 

京都・木屋町:安田淳一監督のお店で味わう撮影の余韻

「侍タイムスリッパー」には、映画本編には登場しないものの、作品と深い関わりを持つ特別な場所があります。それは、安田淳一監督がオーナーを務める「油そばの味の天徳 四条木屋町店」です。この店は、映画ファンにとって新たな聖地となっています。

店舗情報:

  • 店名:油そばの味の天徳 四条木屋町店
  • 住所:京都府京都市下京区真町455 第一小橋会館(京都河原町駅から徒歩1分)

この店が「侍タイムスリッパー」ゆかりの場所として注目される理由:

  1. 安田淳一監督自身がオーナーを務めている
  2. 映画のロケハン動画の最後に紹介されている

この店を訪れることで、「侍タイムスリッパー」の魅力をより深く理解し、作品への愛着がさらに増すかもしれません。映画の余韻を楽しみながら、美味しい油そばを味わう。それは、ファンにとって特別な体験となるはずです。

「侍タイムスリッパー」のロケ地巡りの締めくくりに、この店を訪れてみてはいかがでしょうか。映画の世界観に浸りながら、新たな発見や感動が待っているかもしれません。

以上で、「侍タイムスリッパー」のロケ地ガイドを終わります。この記事を通じて、映画の魅力をより深く理解し、実際にロケ地を訪れる際の参考になれば幸いです。時代を超える不思議な物語の舞台を巡ることで、きっと新たな発見や感動が待っているはずです。

 

まとめ:「侍タイムスリッパー」ロケ地巡りの旅を終えて

さて、「侍タイムスリッパー」のロケ地を巡る時空を超えた旅はいかがでしたか?この映画は、京都を中心に滋賀、大阪、鳥取と、幅広い地域で撮影が行われ、それぞれの場所が物語に独特の魅力を添えています。

「侍タイムスリッパー」ロケ地の魅力

  • 京都・龍譚寺:時代を超える冒頭の斬り合いシーンと現代の居候先
  • 京都市内の歴史的ロケ地:妙心寺と大覚寺に見る幕末の記憶
  • 滋賀・油日神社:クライマックスを飾る壮大なロケ地
  • 大阪市内・イオンシネマ大日:現代の映画館を舞台にしたシーン
  • デラックス版限定:大阪中之島公会堂と鳥取砂丘の特別シーン

時代を超える物語と場所の魅力

「侍タイムスリッパー」は、時代劇とSFの要素を巧みに融合させた作品です。そのロケ地も、古刹から現代の街並みまで、時代を超えた多様性を持っています。これらの場所を訪れることで、映画の世界観をより深く体験し、同時に日本の歴史と文化の魅力を再発見できるでしょう。

あなたも「侍タイムスリッパー」の世界へ

  1. 映画を観る:まだ観ていない方は、ぜひ「侍タイムスリッパー」を観てください。スタンダード版とデラックス版のどちらをみても楽しめます。
  2. ロケ地巡り:この記事を参考に、実際にロケ地を訪れてみましょう。京都、滋賀、大阪、鳥取と、それぞれの地域の魅力を堪能できます。
  3. SNSでシェア:訪れた場所の写真をSNSでシェアし、#侍タイムスリッパーロケ地 のハッシュタグをつけてみましょう。他のファンとの交流も楽しめるかもしれません。
  4. 監督のお店を訪れる:京都・木屋町にある安田淳一監督のお店「油そばの味の天徳」を訪れ、撮影の余韻を味わってみるのも良いでしょう。

「侍タイムスリッパー」のロケ地を訪れて、どんな発見がありましたか?みなさんの体験談が、他の読者の方々の新たな冒険のきっかけになるかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。「侍タイムスリッパー」の世界が、みなさんの心に新たな感動と発見をもたらすことを願っています。

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