フォールガイには、思わず笑ってしまう、
映画・俳優へのオマージュが32本隠れています!
2024年8月公開の映画、『フォールガイ』は映画や俳優へのオマージュとして、「映画になぞらえたセリフや場面」が随所に出てきます。
思わずニヤリとする場面が、合計すると、32作品(人)!
この記事では、そのオマージュを特集しました。
映画『フォールガイ』は、
- スタントマン(ライアン・ゴズリング)が主人公で、
- 映画スタッフや映画撮影現場が中心人物、舞台です。
- スタントマン出身のデヴィッド・リーチ監督
- 往年のTVドラマ『俺たち賞金稼ぎ!!フォールガイ』をリメイクした、
- アクション・ラブコメディです。
この物語設定、製作チームなので、映画のいたるところに小ネタが挟まれていて、思わずクスリとさせられてしまいます。
アクションシーンとラブコメディの絶妙なブレンドで114分があっという間!
『フォールガイ』をもっと楽しむために、映画のネタのオマージュ32本をご紹介いたします。
- 『フォールガイ』映画紹介
- フォールガイの映画・俳優オマージュ特集 32本
- 『俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ』
- 『メタルストーム】
- 『DUNE/デューン』
- 『ロッキー・バルボア』
- 『ワイルドスピード』
- トム・クルーズ
- 『メメント』
- 『マイアミバイス』
- 『ダンボ』
- ナオミ・ワッツ(映画は『コンティニュー』?)
- 『キル・ビル』
- 『ノッティングヒルの恋人』
- 『ラブアクチュアリー』
- 『プリティウーマン』
- ジャン=クロード(犬)
- カリブの熱い夜
- 真昼の決闘
- 『逃亡者』
- 『ラスト・オブ・モヒカン』
- 『ジェイソンボーン』
- ドウェイン・”ザ・ロック”・ジョンソン!
- 『ジェームズ・ボンド』
- EDEN
- ジョニー・デップとアンバー・ハード
- マッドマックス
- 『テルマ&ルイーズ』
- 『ロード・オブ・ザ・リング』
- 『シュレック』
- エンドクレジットで読み上げられていた作品
- 『フォールガイ』の公開情報
『フォールガイ』映画紹介
映画『フォールガイ』のストーリーです。
映画『フォールガイ』は、1980年代の人気テレビドラマ『俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ』を原作とし、ハリウッドのスタントマンの世界を舞台に繰り広げられる、アクションとサスペンスが融合した作品です。
主人公コルト・シーバース(ライアン・ゴズリング)は、怪我により一線を退いたスタントマンです。プロデューサーのゲイルから元恋人のジョディ(エミリー・ブラント)の初監督作品への復帰を依頼されます。実は失踪した俳優トム(アーロン・テイラー=ジョンソン)の捜索がゲイルのもう一つの目的でした。
捜索中、コルトはスタントクルーの死体を発見し、トムによる犯罪の証拠を入手しますが、逆に自身が犯人に仕立て上げられてしまいます。これは、プロデューサーのゲイルとトムの陰謀だったのです。
映画は、1980年代の雰囲気を随所に取り入れ、原作ドラマの時代感を巧みに再現しています。また、『メタルストーム』や『DUNE/デューン』へのオマージュ、『ロッキー・バルボア』や『ワイルドスピード』のセリフの引用など、様々な映画へのリスペクトが散りばめられています。
映画作品や俳優へのオマージュを合計すると、確認できただけでも23本ありました。
この記事ではこれら映画へのオマージュシーンと作品や俳優についてまとめました。
映画を愛する者たちが作った『フォールガイ』をより一層楽しめると思います。
*タイトルに込められた3つの意味と7つの象徴シーンについての解説はこちら
フォールガイの映画・俳優オマージュ特集 32本
まず、『フォールガイ』のなかで二つ大きくオマージュされている映画からご紹介していきます。
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『俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ』
一つ目は、もちろん映画の原作ドラマ『俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ』です。
これは1980年代の人気テレビドラマは、ハリウッドのスタントマンが副業で賞金稼ぎをするというユニークな設定で、アメリカで1981年から1986年まで放送され、日本でも1984年に放映されて話題を呼びました。原作への敬意
映画版『フォールガイ』は、原作ドラマの魅力を現代に蘇らせています。スタントマンという職業の魅力や、映画業界の裏側を描くことで観客の興味を引く点は、原作の精神を忠実に受け継いでいます。懐かしのキャスト再登場
原作ドラマの主演リー・メージャーズと共演者ヘザー・トーマスが、映画版のエンドクレジット中盤に警察官として登場するサプライズ演出は、ファンにとって嬉しい仕掛けとなっています。スタントへの愛
『フォールガイ』は、スタントマンという職業への敬意と愛情に満ちています。映画のいたるところで、スタントクルーを称えるセリフや境遇を訴えるシーンがあります。そしてなによりスタントスタッフが「この仕事たのしい!」という感じのセリフをいうのが良いです!
原作ドラマがスタントマンの存在を広く知らしめたように、映画版も彼らの技術と勇気を称えています。80年代へのノスタルジア
映画は1980年代の雰囲気を随所に取り入れ、原作ドラマの時代感を巧みに再現しています。当時を知る観客にとっては懐かしさを、若い世代には新鮮な魅力を感じさせる演出となっています。『フォールガイ』は、原作への愛と敬意を込めつつ、現代的な解釈を加えた秀作といえるでしょう。スタントアクションの迫力と、随所に散りばめられたオマージュの数々は、映画ファンを魅了する要素となっています。
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『メタルストーム】
二つ目の大きなオマージュは、ジョディーの初監督作品、メタルストーム。実は実在の映画なのです。
1983年に公開された映画『メタルストーム』は、正式タイトル『メタルストーム/銀河の逆襲』(原題: Metalstorm: The Destruction of JaredSyn)というSF冒険アクション映画です。チャールズ・バンド監督が手掛け、ジェフリー・バイロン、ケリー・プレストン、リチャード・メイザーらが出演しています。ユニバーサル・ピクチャーズの配給で、世界興行成績は530万ドル、同年公開映画の中159本の中で101でした。舞台は荒廃した未来の惑星で、主人公のダフは悪の支配者ジャレッド・シンを追跡します。この過程で、ダフは神秘的な力を持つヒロインのダイアナと出会い、共に冒険を繰り広げます。
当時流行していた3D技術を活用し、派手なアクションシーンや特殊効果が特徴的でした。しかし、ストーリーの展開や演技に関しては批評家から厳しい評価を受けました。B級SF映画の代表作として、一部のファンの間ではカルト的な人気を獲得しています。
『フォールガイ』の撮影で、『メタルストーム』のセットまできちんと作ったので、意外と全体予算に影響したという噂もあります。
エンドクレジットでは、メタルストームの主人公がトム=ライダースから別人にかわっていました。これは『アクアマン』などで知られる、ジェイソン・モモアがカメオ出演しています。
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『DUNE/デューン』
『フォールガイ』では、ジョディが監督する『メタルストーム』という SF 映画の撮影シーンがあり、その砂漠でのアクションシーンや音楽が 2021 年の『DUNE/デューン』をイメージしています。また、『DUNE/デューン』を想起させるようなメタ的な俳優のカメオ出演もあります。
『DUNE/デューン』について:
製作年: 2021年
監督: ドゥニ・ヴィルヌーヴ
主演:
ティモシー・シャラメ(ポール・アトレイデス役)
レベッカ・ファーガソン(レディ・ジェシカ役)
オスカー・アイザック(レト・アトレイデス公爵役)『DUNE/デューン』は、フランク・ハーバートの同名SF小説を原作とする大作映画です。遠い未来、貴重な資源「スパイス」が産出される砂漠の惑星アラキスを舞台に、若き貴族ポール・アトレイデスの運命的な冒険を描いています。壮大なスケールと緻密な世界観構築、革新的な視覚効果で高い評価を受け、第94回アカデミー賞では作品賞を含む10部門でノミネートされ、6部門で受賞しました。映画は原作の前半部分を描いており、続編『DUNE/デューン 砂の惑星PART2』が2024年3月に公開されました。
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『ロッキー・バルボア』
コルトに対して、スタント・コーディネーターのダン・タッカー(ウィンストン・デューク)が復帰早々に大型スタントのキャノンロールを促す場面で、2006年の映画『ロッキー・バルボア』のセリフがあります。特に、ロッキーが息子に語る有名な励ましの言葉「打たれ強さが大切だ」というフレーズが引用されています。ロッキーのシーンでもこのセリフは印象に残っているので、わたしも覚えています。
ロッキーシリーズについて:
『ロッキー』は、1976年に始まったボクシング映画シリーズです。
製作年: 1976年(第1作)〜2018年(『クリード 炎の宿敵』まで)
監督:
ジョン・G・アヴィルドセン(第1作、第5作)
シルベスター・スタローン(第2作、第3作、第4作、『ロッキー・バルボア』)
主演: シルベスター・スタローン(ロッキー・バルボア役)シリーズは、フィラデルフィアの無名のボクサーが世界チャンピオンになるまでの物語から始まり、その後のキャリアや人生を描いています。スタローンの演技と、感動的なストーリーで多くのファンを獲得し、アメリカ映画の代表的なフランチャイズの一つとなりました。近年は『クリード』シリーズとして、ロッキーの教え子の物語が続いています。 -
『ワイルドスピード』
スタントコーディネーターのダンが「どんなレースでも、1インチ差で勝とうが1マイル差で勝とうが、関係ない。勝ちは勝ちだ」というセリフを言います。これは2001年公開の『ワイルドスピード』の主人公ドミニク・トレットのセリフを引用です。
また、『フォールガイ』には駐車場での激しいカードリフトシーンがあり、これは『ワイルドスピード X3 TOKYO DRIFT』を彷彿とさせます。
ワイルドスピードは2001年に始まった人気カーアクション映画シリーズです。違法ストリートレースと犯罪を題材に、ヴィン・ディーゼル演じるドミニク・トレットを中心とした「ファミリー」の絆と冒険を描いています。派手なカーアクション、スリリングなストーリー展開、そして「家族」をテーマにした人間ドラマが特徴で、世界的な人気を博し、現在も続編が製作されている長寿シリーズです。
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トム・クルーズ
コルトがシドニーの撮影現場に着くと、すぐに顔の3Dデータを撮られます。ディープフェイク技術を使用してライダーの顔をコルトの体に合成するためです。(実は、コルトをトムの犯した犯罪の身代わりにするためにデータを撮影)その際、コルトがトム・クルーズの顔を自分に合成してほしいとジョークを言っています。これは、トム・クルーズの映画界での伝説的な地位を示唆しています。
トム・クルーズについて:
トム・クルーズは特定の1本の映画ではなく、40年以上にわたる長いキャリアを持つ俳優・プロデューサーです。主な特徴:
1962年7月3日生まれ
1981年の『エンドレス・ラブ』で映画デビュー
『トップガン』(1986年)で大ブレイク
『ミッション:インポッシブル』シリーズの主演・製作
アカデミー賞に3回ノミネート(『7月4日に生まれて』『ジェリー・マグワイア』『マグノリア』)
代表作:
『トップガン』(1986年、トニー・スコット監督)
『レインマン』(1988年、バリー・レヴィンソン監督)
『ミッション:インポッシブル』シリーズ(1996年〜、various directors)
『アイズ・ワイド・シャット』(1999年、スタンリー・キューブリック監督)クルーズは、ボックスオフィスでの成功、批評家からの高い評価、そして自身で行う危険なスタントで知られています。彼の映画は全世界で約100億ドルを稼ぎ出し、現代のハリウッドを代表する俳優の一人となっています。
トム・クルーズはちょうど2024年に開催されたパリオリンピックの閉幕式で、スタントを披露したのも話題になりましたね。
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『メメント』
コルトが主役俳優トム(アーロン・テイラー=ジョンソン)の部屋に潜入した際に、壁に大量に貼られた付箋を見て、メメントの主人公のように記憶力が48時間しかもたないのか、という会話が展開。
映画『メメント』について:
『メメント』は2000年に公開されたアメリカ映画です。
監督:クリストファー・ノーランが監督と脚本を務めました。
主演:ガイ・ピアースが主演を務め、記憶障害を持つ主人公レナード・シェルビーを演じています。
製作年: 2000年この映画は、10分間しか記憶を保持できない主人公が妻を亡き者にした犯人を追跡する物語です。独特の逆行する時系列構造を持ち、終わりから始まりへとストーリーが展開していきます。その斬新な手法と複雑な物語展開で高い評価を受け、アカデミー賞で脚本賞と編集賞にノミネートされました。
『メメント』は興行的にも成功を収め、口コミで評判が広がり、上映館数が当初の11館から500館以上に拡大しました。また、2017年にはアメリカ国立フィルム登録簿に追加され、その文化的・歴史的重要性が認められています。
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『マイアミバイス』
コルトが着ている赤いジャケットの背中に、『マイアミバイス』のロゴが入っています。コルトが初めて出演したマイアミバイススタントショーでもらったものです。ちなみに後ろ手に縛られて、ボートを運転技術は、このショーの中で培ったそうです。このジャケットはボートクラッシュのシーンまで何度も登場しています。
ドラマ『マイアミ・バイス』について
ドラマ『マイアミバイス』(原題: Miami Vice)は、1984年から1989年にかけてアメリカのNBCで放送された人気刑事ドラマです。製作年: 1984年〜1989年
監督/製作:マイケル・マンが製作総指揮を務め、ドラマの独特なスタイルと雰囲気を確立しました。
主演:
ドン・ジョンソン(ソニー・クロケット役)
フィリップ・マイケル・トーマス(リカルド・タブス役)この二人の刑事が主人公として活躍します。
『マイアミバイス』は、そのスタイリッシュな映像、革新的な音楽の使用、ファッションで大きな影響を与えました。特に以下の点が特徴的です:
1. 高額な音楽使用料を払い、当時のヒット曲を多用しました。
2. セリフを入れないミュージックビデオのような演出は、テレビドラマとしては画期的でした。
3. ファッションは時代の最先端を行き、1980年代後半から1990年代中頃まで影響を与え続けました。
4トラックステレオ録音を採用し、将来のステレオ放送やビデオリリースに備えました。
このドラマは、その斬新な演出とスタイルで、テレビドラマの新しい基準を作り出したと言えます。 -
『ダンボ』
トムの捜索のため、コルトがナイトクラブでトムの売人と話します。この場面では、ディズニーの名作アニメ『ダンボ』の中の『ピンクの象」のシーンが参照されています。コルトの飲み物に薬物が混入され、ピンクの像の幻影をみます。薬物中毒に襲われながらも、コルトはスタントで培った技術と肉体で、売人チームをノックアウトします。その後も幻影は続き、ユニコーンの幻覚を見る様子が描かれています。このユニコーンはブレードランナー2049へのオマージュが入っていると思われます。
『ダンボ』について:
製作年: 1941年
監督: ベン・シャープスティーン
主演:
エドワード・ブロフィ(ティモシー・Q・マウス役、声優)
ヴァーナ・フェルトン(ジャンボ夫人役、声優)『ダンボ』は、ウォルト・ディズニー・プロダクションが製作した長編アニメーション映画です。大きすぎる耳のために仲間はずれにされる赤ちゃん象ダンボが、その特徴を生かして空を飛ぶことを学び、サーカスのスターになるまでの物語です。映画は64分という短い上映時間ながら、感動的なストーリーと印象的な音楽で高い評価を受けました。特に「ピンクの象』のシーンは、サイケデリックな映像と音楽で有名です。『ダンボ』は、ディズニーの古典的名作の一つとして今も多くの人々に愛されています。
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ナオミ・ワッツ(映画は『コンティニュー』?)
コルトがトムの部屋に進入した際に、トムの恋人で『メタルストーム』主演女優イギー・スター(テリーサ・パーマ)が日本刀(芝居用の小道具)で襲撃してきました。この際にコルトがナオミワッツ主演の映画『コンティニュー』?をイギーの映画と勘違いして、逆上させてしまいます。
ナオミ・ワッツは1968年9月28日生まれのイギリス・オーストラリア国籍を持つ女優です。『マルホランド・ドライブ』や『キング・コング』などの作品で知られています。幼少期をイギリスで過ごし、14歳でオーストラリアに移住しました。モデルとしての経験もあり、1986年から女優としてのキャリアをスタートさせました。演技力の高さで評価され、数々の賞にノミネートされています。
『コンティニュー』(原題: Boss Level)について
製作年: 2020年
監督: ジョー・カーナハン
主演: フランク・グリロ元デルタフォース特殊部隊員のロイ(フランク・グリロ)が、毎日同じ日に目覚めてはやられる、終わりのないタイムループに閉じ込められます。ロイは、このループから脱出し、元妻(ナオミ・ワッツ)を救うため、真実を突き止めようとします。この映画は、アクションシーンが多く、タイムループのSF要素を組み合わせたストーリーが特徴です。
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『キル・ビル』
コルトを襲うシーンのイギーの日本刀の使い方が、まるでキルビルのシーンを彷彿とさせるものでした。『キル・ビル』について
『キル・ビル』は、クエンティン・タランティーノ監督による2部作の映画シリーズ
製作年:『キル・ビル Vol.1』は2003年に公開、『キル・ビル Vol.2』は2004年に公開されました。
監督:クエンティン・タランティーノによる監督と脚本
主演:ユマ・サーマンが主演を務め、復讐に燃える元アサシンの花嫁役を演じています。
物語は、結婚式のリハーサル中に襲撃を受け、昏睡状態に陥った元アサシンの女性が目覚めた後、自分をやろうとしたアサシンチームとそのリーダーであるビルへの復讐の旅を描いています。この作品は、日本映画や香港映画へのオマージュが多く盛り込まれており、スタイリッシュなアクションと独特の物語展開で高い評価を受けました。また、ルーシー・リュー、マイケル・マドセン、ダリル・ハンナ、ヴィヴィカ・フォックス、デビッド・キャラダインなど、豪華な共演陣も話題となりました。
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『ノッティングヒルの恋人』
コルトとジョディが電話で会話するシーンがあります。ジョディが自身の脚本のエンディングについて相談してきます。その内容は実際には二人の関係を反映しています。ちょうど、このシーンでジョディが「私は監督で、あなたはスタントクルー、距離をきちんととりましょう」という会話とともに、画面が分割されます。この演出が、二人の距離を視覚的に表現している印象的なシーンです。ジョディへの思いがあるコルトは、ジョディが『ノッティングヒルの恋人』を好きだということを思い出させ、ハッピーエンディングを信じるよう励ましています。
『ノッティングヒルの恋人』について
製作年: 1999年
監督: ロジャー・ミッシェル
主演:
ジュリア・ロバーツ(アナ・スコット役)
ヒュー・グラント(ウィリアム・サッカー役)この映画は、ロンドンのノッティングヒルに住む平凡な書店主と、世界的に有名なハリウッド女優との間に芽生える恋愛を描いたロマンティック・コメディです。ウィット溢れる対話と心温まるストーリーで、多くの観客を魅了し、ロマンティック・コメディの名作として高く評価されています。映画の最後に主人公たちが幸せな結末を迎えるシーンは、特に印象的で人気があります。 -
『ラブアクチュアリー』
同じく電話の中、コルトはジョディが毎年クリスマスシーズンに『ラブ・アクチュアリー』を観ることにも言及しています。ただし、ジョディは1年前にコルトと別れた後に観た際、出演者が全員ハッピーになるエンディングに共感できなかったと述べています。
『ラブ・アクチュアリー』について
製作年: 2003年
監督: リチャード・カーティス
主演:
アンサンブルキャストで、主な出演者には以下が含まれます。
ヒュー・グラント
リアム・ニーソン
コリン・ファース
エマ・トンプソン
アラン・リックマン
キーラ・ナイトレイこの映画は、クリスマス時期のロンドンを舞台に、様々な人々の恋愛模様を描いたロマンティック・コメディです。複数の物語が絡み合い、最終的にはほとんどの登場人物がハッピーエンドを迎えるという構成になっています。クリスマス映画の定番として多くの人に愛されており、毎年この時期に視聴する人も多い作品です。
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『プリティウーマン』
コルトが『ノッティングヒルの恋人』と『プリティ・ウーマン』のプロットを混同してしまいます。両作品ともジュリア・ロバーツ主演の人気ロマンティック・コメディだから、混同していると、ジョディが指摘する会話が出てきます。
『プリティ・ウーマン』について
製作年: 1990年
監督: ゲイリー・マーシャル
主演:
ジュリア・ロバーツ(ビビアン・ウォード役)
リチャード・ギア(エドワード・ルイス役)この映画は、裕福なビジネスマンと売春婦が恋に落ちる物語を描いたロマンティック・コメディです。現代版シンデレラストーリーとも呼ばれ、1990年代を代表する人気作品となりました。ジュリア・ロバーツのスター性を確立させた作品としても知られています。
『プリティ・ウーマン』は興行的にも大成功を収め、歴代最高のロマンティック・コメディの一つとして評価されています。また、この作品でジュリア・ロバーツはゴールデングローブ賞主演女優賞(コメディ/ミュージカル部門)を受賞しました。
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ジャン=クロード(犬)
トムの秘書アルマが連れているオーストラリアン・ケルピーっぽい犬の名前が、ジャン=クロード。デヴィッド・リーチ監督はスタントダブルとしてジャン=クロード・ヴァン・ダムのスタンドダブルをしていたので、この名前がつけられたのでしょう。また撮影場所がシドニーだったので、オーストラリアのこの犬が用いられたのかもしれませんね。オーストラリア原産の牧羊犬種で、オーストラリアでは非常に人気の犬種だそうです。ちなみにジャン=クロード・ヴァン・ダムがフランス語圏のベルギーブリュッセル出身なので、犬のジャン=クロードへの命令もすべてフランス語です。細かい設定です。
ジャン=クロード・ヴァン・ダムについて:
ジャン=クロード・ヴァン・ダムは1960年10月18日生まれのベルギー出身の俳優・格闘家です。1980年代から1990年代にかけて、アクション映画のスターとして世界的に有名になりました。代表作に『ブラッド・スポーツ』『ユニバーサル・ソルジャー』シリーズなどがあります。空手や体操の経験を生かしたアクロバティックな格闘シーンが特徴で、「マッスルズ・フロム・ブリュッセル(ブリュッセルの筋肉)」というニックネームで呼ばれています。 -
カリブの熱い夜
コルトがアルマを誘拐した男たちを追跡しているとき、ジョディはスタッフたちとカラオケに来ています。そこで歌うのがフィル・コリンズの「Against All Odds (見つめて欲しい)」です。これは同名映画(邦題:カリブの熱い夜の音楽です)
歌詞の「見つめて欲しい」という願いは、ジョディのコルトへの未練と、新たな関係を築きたいという希望を象徴しているように感じます。一方で、コルトが現れないことで生じる失望感も、この曲によって効果的に表現されています。『カリブの熱い夜』(原題:Against All Odds)について:
製作年: 1984年
監督: テイラー・ハックフォード
主演: ジェフ・ブリッジス、レイチェル・ウォード元プロフットボール選手のテリー・ブローガン(ジェフ・ブリッジス)は、ナイトクラブ経営者ジェイク・ワイズ(ジェームズ・ウッズ)に雇われ、ジェイクの元恋人ジェシー・ワイラー(レイチェル・ウォード)を探すためカリブ海のリゾート地コズメルに向かいます。テリーはジェシーを見つけますが、彼女の美しさに惹かれ、次第に恋に落ちていきます。
この映画は、ロマンスとサスペンスが絡み合う物語で、美しいカリブ海の風景と共に、危険で情熱的な恋を描いています。
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真昼の決闘
ジョディが『メタルストーム』は宇宙版『真昼の決闘』だと話すシーンがたびたびあります。
『真昼の決闘』(原題: High Noon)について:
製作年: 1952年
監督: フレッド・ジンネマン
主演: ゲイリー・クーパー保安官のウィル・ケイン(ゲイリー・クーパー)は、結婚式の日に職を辞する予定でした。しかし、彼が投獄した凶悪犯フランク・ミラーが釈放され、正午の列車で町に戻ってくるという知らせを受けます。ミラーは復讐を誓っており、ケインは町の人々に助けを求めますが、誰も協力してくれません。
新妻のエイミー(グレース・ケリー)も、ケインに町を出るよう懇願しますが、彼は逃げることを拒否します。結局、ケインは一人で町に残り、正午の列車の到着を待ちます。
映画は、ほぼリアルタイムで展開し、時計の針が正午に近づくにつれて緊張感が高まっていきます。最終的に、ケインは一人でミラーとその一味と対決することになります。ゲイリー・クーパーは、この役でアカデミー主演男優賞を受賞しました。
この映画は、勇気、責任、そして孤独なヒーローの姿を描いた西部劇の傑作として、映画史に残る作品となっています。 -
『逃亡者』
再びコルトがダンと一緒にトムの部屋を捜索した末に、トムによる犯罪の動画を確認してしまいます。その時の2人の会話でコルトがその犯罪の濡れ衣を着せられているニュースを見ます、ここでの2人の会話で「きっと逃亡者であれば、そろそろ襲われるタイミングだ」という会話があり、お約束通り襲撃を受けます。使われています。
『逃亡者』について:
製作年: 1993年
監督: アンドリュー・デイヴィス
主演:
ハリソン・フォード(リチャード・キンブル博士役)
トミー・リー・ジョーンズ(サミュエル・ジェラード役)この映画は、妻への重大犯罪の冤罪で逮捕された外科医が、真犯人を追跡しながら追っ手から逃げ続けるサスペンス・アクション作品です。ハリソン・フォードが演じる主人公の必死の逃亡と、トミー・リー・ジョーンズ演じる執念深い保安官の追跡が緊迫感あふれる展開を見せます。
『逃亡者』は興行的にも批評的にも成功を収め、トミー・リー・ジョーンズは助演男優賞でアカデミー賞を受賞しました。緊迫感のある展開と優れた演技で、90年代を代表するアクション・スリラーの一つとして高く評価されています。
『ブレードランナー2049』でライアン・ゴズリングはハリソン・フォードと共演していましたね。
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『ラスト・オブ・モヒカン』
引き続きトムの部屋での襲撃シーンで、コルトたちが壁の斧(撮影用小道具)を武器として手に取りながら、『ラスト・オブ・モヒカン』の主人公のセリフ「どんなに時間がかかっても、どんなに遠くても、僕は君を見つけるよ!」というセリフを引用するシーンがあります。
『ラスト・オブ・モヒカン』について:
製作年: 1992年
監督: マイケル・マン
主演:
ダニエル・デイ=ルイス(ホーキー/ナサニエル・ポー役)
マデリーン・ストー(コーラ・マンロー役)
ラッセル・ミーンズ(チンガチグック役)この映画は、ジェームズ・フェニモア・クーパーの小説を原作とし、1757年のフレンチ・インディアン戦争を背景に、モヒカン族の最後の生き残りと英国軍人の娘たちの冒険を描いた歴史アクション映画です。壮大な自然描写と迫力あるアクションシーン、そして情熱的な恋愛ドラマが特徴で、アカデミー賞音響賞を受賞しました。映画のサウンドトラックも高く評価され、特に主題曲は印象的です。
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『ジェイソンボーン』
コルトが襲撃者との激しい銃撃戦の後に、ジョディへの電話の中で、『ジェイソン・ボーンのようなことをせざるを得なかった」と言及しています。またダンも敵を倒すシーンでジェイソン・ボーンと叫んでいます。これは、ジェイソン・ボーンシリーズが21世紀を代表するアクションシリーズの一つであることを示しています。『ジェイソン・ボーン』シリーズについて
『ジェイソン・ボーン』シリーズは、ロバート・ラドラムの小説を原作としたスパイアクション映画で、心因性健忘に苦しむ元CIAエージェント、ジェイソン・ボーンを中心に展開します。シリーズは、マット・デイモンがボーン役を演じ、彼が自らの過去を追い求める姿を描いています。主要な作品には『ボーン・アイデンティティー』(2002年)、『ボーン・スプレマシー』(2004年)、『ボーン・アルティメイタム』(2007年)、スピンオフの『ボーン・レガシー』(2012年)、そして『ジェイソン・ボーン』(2016年)があります。映画はリアリズムを重視したアクションが特徴で、高い評価を受けています。映画『ジェイソン・ボーン』について
製作年:2016年
監督:ポール・グリーングラス
主演:マット・デイモン(ジェイソン・ボーン役)この映画は、元CIAエージェントのジェイソン・ボーンが自身の過去を探求し、新たな敵と対峙する姿を描いています。シリーズの特徴である緊迫感のあるアクションと、ボーンのキャラクターの深みが際立っています。
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ドウェイン・”ザ・ロック”・ジョンソン!
引き続きトムの部屋での戦闘シーンで、ダンが敵を投げ飛ばす際に「ドウェイン・”ザ・ロック”・ジョンソン!」と叫びます。これは、ジョンソンの映画俳優としての成功ではなく、プロレスのWWEでのパフォーマンスを彷彿とさせるものでした。ドウェイン・”ザ・ロック”・ジョンソンについて:
ドウェイン・ジョンソンは俳優としての映画作品だけでなはく、主にプロレスラーとしてのキャリアで知られています。生年月日: 1972年5月2日
プロレスデビュー: 1996年
WWE(当時WWF)での活動期間: 1996年〜2004年(専属)、2011年〜2019年(パートタイム)
主な成績: 10回のWWE世界王者、2000年ロイヤルランブル優勝者
ジョンソンは「ザ・ロック」というリングネームで、WWEで最も人気のある選手の一人となりました。彼の魅力的なキャラクター、マイクパフォーマンス、そして印象的な試合内容で多くのファンを獲得しました。
2001年頃から俳優としてのキャリアを開始し、『ワイルド・スピード』シリーズなどのブロックバスター映画に出演。現在は世界で最も稼ぐ俳優の一人として知られています。
『フォールガイ』での言及は、彼のプロレスラーとしての名声を反映したものと思われます。 -
『ジェームズ・ボンド』
トムがコルトを捕らえ、椅子に縛り付けて犯罪計画を明かすシーンがあります。この状況を、コルトは「ジェームズ・ボンド』の悪役のようだとジョークを言っています。これは、ボンド映画でよく見られる典型的なシーンについて述べています。『ジェームズ・ボンド』シリーズについて:
製作年: 1962年から現在まで続くシリーズ
監督: 多数(テレンス・ヤング、ガイ・ハミルトン、サム・メンデスなど)
主演:
ショーン・コネリー(1962-1967, 1971, 1983)
ジョージ・レーゼンビー(1969)
ロジャー・ムーア(1973-1985)
ティモシー・ダルトン(1987-1989)
ピアース・ブロスナン(1995-2002)
ダニエル・クレイグ(2006-2021)『ジェームズ・ボンド』は、イアン・フレミングの小説を原作とするスパイアクション映画シリーズです。MI6のエージェント007ことジェームズ・ボンドが、世界の危機を救うために活躍する物語です。派手なアクションシーン、高級車、美しい女性、そして個性的な悪役が特徴で、60年以上にわたって世界中で人気を集めています。シリーズを通して、時代とともに変化するスパイ活動や世界情勢を反映しながら、エンターテインメント性の高い作品を提供し続けています。
- ゴースト・ニューヨークの幻
トム・ライダースのボートの名前が『GHOST』。まさに幻のように消えていた彼にふさわしい名前です。きっと1990年の名作『ゴースト/ニューヨークの幻』(原題: Ghost)からきているのでしょう。『ゴースト/ニューヨークの幻』(原題: Ghost)について:
製作年: 1990年
監督: ジェリー・ザッカー
主演: パトリック・スウェイジ、デミ・ムーア、ウーピー・ゴールドバーグ銀行員サム・ウィート(パトリック・スウェイジ)は、暴漢に襲われて死んだ後、霊となって恋人モリー(デミ・ムーア)を守ろうとします。サムは霊能者オダ・メイ(ウーピー・ゴールドバーグ)を通じて、彼女に危険を伝え、真犯人を突き止めるために奮闘します。最終的にサムは真相を解明し、モリーを守った後、天国へ旅立ちます。 -
EDEN
同じく、コルトがトム達から逃走している中で、EDENというボートが出てきます。これは2012年に公開されたアメリカのドラマ映画『EDEN』が自由を求める戦いの映画なので、このシーンとマッチしています。
『EDEN』は、2012年に公開されたアメリカのドラマ映画です
製作年: 2012年
監督: メーガン・グリフィス
主演: ジェイミー・チャン、マット・オレアリー、ボー・ブリッジス韓国系アメリカ人の少女ハユン(ジェイミー・チャン)は、国内の人身売買の犠牲となり、売春を強要されることになります。彼女は生き延びるために、捕らわれた状況を利用して、脱出の機会を探ります。物語は、彼女の過酷な経験と、自由を求める戦いを描いています。
この映画は、実際の人身売買の問題に焦点を当てた作品で、視聴者に深いメッセージを伝えています。 -
ジョニー・デップとアンバー・ハード
コルトとジョディの会話の中で、『ジョニー・デップとアンバーの喧嘩のようにか』というのがあります。これはジョニー・デップとその妻アンバーとの有名な裁判をネタにしています。
ジョニー・デップについて:
ジョニー・デップは、アメリカの俳優で、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジャック・スパロウ役で特に有名です。彼は1から作り上げたこのキャラクターで大きな成功を収めました。デップは、アンバー・ハードとの裁判で、彼女の論説記事によってキャリアやイメージが損なわれたと主張し、特に『パイレーツ』シリーズの続編出演機会を失ったことを挙げています。アンバー・ハードについて:
アンバー・ハードは、アメリカの女優で、ジョニー・デップの元妻です。彼女は、デップから暴力を受けたと主張し、具体的な出来事を証言しました。ハードは、デップとの関係において、彼が薬物やアルコールを使用すると攻撃的になったと述べています。彼女の論説記事が、デップとの裁判の主な争点となりました。両者の関係は、互いに暴力的な行為を主張する名誉毀損訴訟に発展し、ハリウッドのセレブリティカップルの破綻と家庭内暴力の複雑な問題を浮き彫りにしました。
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マッドマックス
クライマックスでコルトたちがゲイル一味をとらえる際に、『ヒャッハー』という掛け声をしています。おそらくこれはマッドマックスシリーズが来ていると思われます。この映画の舞台と同じオーストラリアで製作され、メル・ギブソンの出世作へのオマージュでしょう。
マッドマックスシリーズについて
製作年: 1979年(第1作)~2024年(最新作)
監督: ジョージ・ミラー
主演:
メル・ギブソン(第1作~第3作)
トム・ハーディ(第4作)荒廃した近未来の世界を舞台に、元警官のマックス・ロカタンスキーの冒険を描くアクション映画シリーズ。核戦争後の地球で、水や燃料などの資源をめぐる争いや、理不尽な支配者たちとの戦いが繰り広げられる。マックスは、さまざまな人々と出会いながら、生き残りと正義のために戦う。
作品
『マッドマックス』(1979年)
『マッドマックス2』(1981年)
『マッドマックス/サンダードーム』(1985年)
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015年)
『マッドマックス: フュリオサ』(2024年公開予定)
このシリーズは、独特の世界観や迫力あるアクションシーン、そして社会批評的な要素で高い評価を受けています。 -
『テルマ&ルイーズ』
クライマックスシーンで、コルトがトムを横に乗せて、80mの危険なカージャンプを行います。この状況が『テルマ&ルイーズ』の結末、主人公たちが車ごと崖から飛び降りる死ぬシーンに例えられています。トムはパニックになり、死んでしまうのではないかと、コルトに濡れ衣を着せたことを自白します。
『テルマ&ルイーズ』について:
製作年: 1991年
監督: リドリー・スコット
主演:
スーザン・サランドン(ルイーズ役)
ジーナ・デイヴィス(テルマ役)この映画は、平凡な日常から逃げ出した二人の女性が、予期せぬ事件をきっかけに警察から逃亡する姿を描いたロードムービーです。フェミニズムの視点から社会問題を扱い、女性の友情と自由を追求する姿を描いています。クライマックスでの大胆な結末は、映画史に残る象徴的なシーンとなりました。
アカデミー賞で6部門にノミネートされ、カリー・クーリが脚本賞を受賞しました。その斬新な物語と女性の視点からの描写で、当時の社会に大きな影響を与え、現在も cult classic として高く評価されています。
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『ロード・オブ・ザ・リング』
『フォールガイ』のクライマックスのアクションシーンで、「You shall not pass!(汝、通るべからず!)」というセリフが使われています。これは『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの有名なセリフを参照しており、ガンダルフがバルログと対峙するシーンを想起させます。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズについて:
製作年:
『旅の仲間』(2001年)
『二つの塔』(2002年)
『王の帰還』(2003年)監督: ピーター・ジャクソン
主演:
イライジャ・ウッド(フロド・バギンズ役)
ヴィゴ・モーテンセン(アラゴルン役)
イアン・マッケラン(ガンダルフ役)J.R.R.トールキンの小説を原作とするこのファンタジー大作は、中つ国を舞台に、邪悪な力を持つ指輪を破壊するために冒険する様々な種族の仲間たちの物語を描いています。壮大なスケール、革新的な視覚効果、そして深みのあるストーリーテリングで高い評価を受け、3作品合わせて17のアカデミー賞を獲得しました。特に第3作『王の帰還』は11部門で受賞し、歴代最多タイ記録を樹立しています。
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『シュレック』
『フォールガイ』のエピローグでは、ジョディの映画がコミコンのホールHで上映される様子が描かれています。その際、観客の一人がシュレックの衣装を着ているシーンがあります。この映画には多くの小ネタや参照が含まれており、見逃しやすいものも多いです。
『シュレック』について:
製作年: 2001年
監督:
アンドリュー・アダムソン
ビッキー・ジェンソン主演(声優):
マイク・マイヤーズ(シュレック役)
エディ・マーフィ(ロバ役)
キャメロン・ディアス(フィオナ姫役)『シュレック』は、ドリームワークス・アニメーションが製作したコンピューターアニメーション映画です。この作品は、従来のおとぎ話の概念をひっくり返し、不格好なオーガ(鬼)のシュレックを主人公に据えた斬新なストーリーで大ヒットしました。
ユーモアと皮肉に満ちたストーリー、魅力的なキャラクター、そして大人も楽しめる多層的な内容で、アニメーション映画の新しい基準を作り出しました。『シュレック』は興行的にも批評的にも大成功を収め、2002年には長編アニメーション映画部門で初のアカデミー賞を受賞しました。その後、複数の続編が製作され、人気フランチャイズとなっています。
コミコン ホールHについて
ホールHは、サンディエゴ・コミコンの最大の会場で、約6,500人を収容可能です。ここでは、マーベル・スタジオなどの大手映画スタジオが新作ラインナップや最新情報を発表するため、ファンにとって注目度の高いイベントとなっています。特に、映画業界における影響力が大きく、サプライズ要素が多いことでも知られています。ホールHでの発表は、エンターテインメント業界における重要な情報源となっています。 -
エンドクレジットで読み上げられていた作品
エンドクレジットの中で、アカデミー賞を受賞した映画への作品へのスタントマンの貢献を読み上げていました。代表作として取り上げられていたのは、以下です。これらを入れると合計32作品(人)になります。
- ベン・ハー
- ロッキー
- ブレイブハート
- タイタニック
『フォールガイ』の公開情報
- 公開日と上映館
『フォールガイ』は2024年8月16日(金)に日本全国で公開されました。IMAX、4DX、MX4D®など様々な上映形式で楽しむことができます。お近くの上映館は、公式サイトまたは映画情報サイトでご確認ください。 - チケット情報
ムビチケ
本作のムビチケがオンラインで販売中です。ムビチケを購入すると、特別なデジタルカードや抽選特典が付いてきます。購入はウェブサイトまたは「MOVIE WALKER」アプリから可能です。 - キャストと吹き替え
ライアン・ゴズリング:コルト・シーバース役(吹き替え:内田夕夜)
エミリー・ブラント:ジョディ・モレノ役(吹き替え:園崎未恵)ライアン・ゴズリングは本作で圧巻のアクション演技を披露。スタントマンの経験を持つデビッド・リーチ監督との強力タッグにより、迫力満点のアクションシーンが実現しました。 - 興行収入速報
公開初週のランキングは初登場7位を記録。北米での大ヒットに続き、日本でも好調なスタートを切りました。
映画『フォールガイ』でオマージュされていた映画作品と俳優は以上の32つです。
わたし自身、まだ観ていない作品もあり、ぜひチェックしてみたいと思いました。
『フォールガイ』はスタントマンへのラブレターとデヴィッド・リーチ監督が話しているように、映画とスタッフへの愛に満ちた作品です。ストーリも単純でありながら、意外などんでん返しもあり、スカッと楽しめる作品です。
ぜひ劇場に足を運んで、ご覧になることをおすすめします。
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