エイリアン ロムルスでのリプリーの隠しネタとシガニー・ウィーバーの現在のコメントについての記事です。
エイリアン ロムルスでリプリーの隠しネタや登場を期待している方も多いと思います。新作の隠し要素と、シガニー・ウィーバーの見解を探ります。
- リプリーの痕跡: 予告編に登場するナルキッソス号の映像
- アマンダ・リプリーの影響: 間接的な物語への関与の可能性
- シガニー・ウィーバーの現在の姿勢: リプリー役復帰への慎重な態度
エイリアンシリーズの最新作『エイリアン:ロムルス』に、シリーズの象徴的キャラクターであるリプリーとその娘アマンダは登場するのでしょうか?監督の示唆する隠された痕跡とは?そして、シガニー・ウィーバーは新作についてどう考えているのか?エイリアンファン必見の最新情報を紐解きます。
*リプリーの登場するエイリアン1~4を含むロムルスまでの全7作品の解説記事
『エイリアン ロムルス』にリプリーとアマンダの登場はあるのか?
『エイリアン ロムルス』でのリプリーとアマンダの登場はあるのか?リプリーとアマンダの『エイリアン:ロムルス』への関与は、多くのファンが気になる点です。シリーズの象徴的存在であるリプリーとその娘アマンダが、新作にどのように絡んでくるのか、期待と推測が飛び交っています。
なお、アマンダ・リプリーは、エレン・リプリーの娘であり、ゲーム『エイリアン:アイソレーション(2014年)』の主人公です。
エレン・リプリー(シガニー・ウィーバー)の登場は?
まず、エレン・リプリー(シガニー・ウィーバー演じる)についてですが、現時点では本作への直接的な登場は見つかっていません。これは時系列的な理由によるもので、『エイリアン:ロムルス』の舞台は、リプリーが冷凍睡眠中の時期にあたるためです。
直接的な登場は確認されていませんが、監督のフェデ・アルバレスは興味深い発言をしています。「リプリーの痕跡が作品内に隠されており、何回か見れば気が付く人も出てくるだろう。意外と見えるところに隠されている」という感じの示唆をしています。
実際に、以下のような痕跡が見つかっています:
- 予告編に登場するリプリーの脱出艇「ナルキッソス号」:
- ルネッサンスステーションが惑星に激突するシーンで、画面左側にステーション、右側にナルキッソス号らしき物体が確認できます。
- これは主人公たちが乗ってきた小型宇宙船コーベラン号とは異なるものです。
- 本編でケイがゼノモーフに襲われるシーン:
- タイラーとレインがケイを助けようとするシーンで、画面右側にケイが閉じ込められているドア、左側にドッキングしているナルキッソス号らしきものが見えます。
これらの痕跡は、リプリーの存在を直接的に示すものではありませんが、シリーズの連続性を示唆し、ファンの興味を引き立てる要素となっています。
また、作品冒頭でノストロモ号の残骸とビッグチャップの繭が回収されているので、リプリーの脱出艇ナルキッソス号が発見されていても不自然ではありません。
さらに半壊したアンドロイドのルークがノストロモ号の顛末について詳しく知っていたのも、何か関係があるのかもしれません。
*他にもたくさんあるエイリアン ロムルスのオマージュ 総まとめ31:歴代作品への愛
アマンダ・リプリーの登場は?
一方、アマンダ・リプリーについては、下記の期待をしていたのですが、残念ながら痕跡は見つかりませんでした。:
- 間接的な言及: アマンダの存在や彼女の母親を探す旅について、何らかの形で言及される可能性。
- 記録や映像: 過去の記録や映像の中にアマンダが登場する可能性
- 影響力: アマンダの行動が、間接的に本作のストーリーに影響を与えている可能性
個人的には、リプリーとアマンダの存在感をどのように表現するのか、非常に興味がありました。直接登場しなくても、彼女たちの影響力や遺産が物語に織り込まれることで、シリーズの連続性が保たれると考えたからです。
ただし『エイリアン:アイソレーション(2014年)』からの隠し要素は『エイリアンロムルス』に登場しています。ゲームに出てくるセーブポイントの緊急電話や発電機がオマージュ要素です。
なお、アマンダの登場するゲーム『エイリアン:アイソレーション(2014年)』は、映画最新作『エイリアンロムルス』の公開に合わせて、人気が再燃してきているそうです。
さらに当時は日本から購入できなかったのですが、この2024年9月になって、Steamから日本でも購入できるようになったそうです。
さて、リプリー役で知られるシガニー・ウィーバーは、この新作についてどのような見解を持っているのでしょうか?次のセクションでは、彼女の近況と本作へのコメントを見ていきましょう。
シガニー・ウィーバーの現在と『エイリアン:ロムルス』へのコメント
シガニー・ウィーバーは、エイリアンシリーズの象徴的存在として、常にファンの関心を集めています。最近のインタビューで彼女は、エレン・リプリー役への復帰について興味深い見解を示しました。
シガニー・ウィーバーの現在:
- 現在も様々な映画やテレビシリーズに出演し、活躍を続けています。
- 環境保護活動にも熱心に取り組んでいます。
- 『アバター』シリーズの撮影に忙しく携わっています。
エイリアンシリーズに関する彼女の考え:
- リプリー役への愛着は強く、キャラクターは常に彼女の中に存在しているそうです。
- しかし、「絶対にやらなければならない」と感じさせる脚本にはまだ出会っていないとのこと。
- リプリーの復帰は「完全に不可能ではない」と述べつつも、現時点では積極的には考えていないようです。
- 彼女は、観客が本当に新たなリプリー映画を必要としているかどうかを疑問視しています。
- これまでにも何度かリプリー役での復帰の話があったそうですが、他のプロジェクトで忙しかったとのこと。
- ウィーバーは、リプリーは「休息を得た」と表現し、キャラクターの今後についての彼女の考えを示唆しています。
『エイリアン:ロムルス』について:
- 本作への出演に関する話し合いは一切なかったことを明かしています。
- 映画をまだ見ていないと述べつつも、制作チームの成功を願っているそうです。
ウィーバーは、エイリアンシリーズへの復帰に対してオープンな姿勢を示しつつも、現時点では積極的に追求していない様子が伺えます。彼女の発言からは、リプリー役への深い愛着と同時に、キャラクターの未来について慎重に考えている姿勢が感じられます。
個人的に、ウィーバーのコメントを聞くと、エイリアンシリーズの今後について興味深い展望が開けると感じます。彼女はリプリー役への愛着を示しつつも、新作『エイリアン:ロムルス』に対して礼儀正しく成功を願っています。ウィーバーが「完全に不可能ではない」と述べたリプリー役への復帰は、ファンにとって希望の光となるでしょう。
同時に、彼女が「リプリーは休息を得た」と表現していることは、キャラクターの未来について慎重に考えている姿勢を示しています。これは、エイリアンシリーズが新たな方向性を模索する上で重要な示唆となるかもしれません。
『エイリアン:ロムルス』の興行的成功は、シリーズが新しい形で受け継がれていく可能性を感じさせます。ウィーバーの慎重かつオープンな姿勢と、新作の成功は、エイリアンシリーズの魂が新たな形で生き続けることを示唆しているように思えます。
まとめ:
エイリアン ロムルスにリプリーは登場しないが、シリーズの魂は新たな形で継承される。
- リプリーの存在感: 直接登場はないが、巧妙に匂わせる演出
- シガニー・ウィーバーの見解: リプリー役復帰は「完全に不可能ではない」
- エイリアンシリーズの未来: 新たな方向性と可能性の模索
『エイリアン:ロムルス』は、リプリーやアマンダの直接的な登場はないものの、シリーズの連続性を巧みに示唆しています。シガニー・ウィーバーの慎重かつオープンな姿勢は、エイリアンシリーズの今後の展開に期待を抱かせます。
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